上記の動画を見れば、もうその釣果について語る必要はないかもしれません。
動画で使っているのは「Ⅱ」のほうですが、「Ⅰ」でも同様の釣果となります。
何が違うの「Ⅰ」と「Ⅱ」 !?
いわばⅡの原型であり、このシリーズのスタンダードと言えるフライです。
釣果こそほとんど変わりませんが、「Ⅰで不自由しないなら、Ⅰを投げたい。」と考えます。
トラウトレザーⅡもご確認ください。
というのもⅠは、耐久性、アピール、泳ぎ、ビーズの重さと位置のバランス、テールがが絡みにくい等、全てにおいてパーフェクトなのですが、一つだけボトルネックがあります。
それは、『重さ』。
水を吸うマテリアルのため、一度保水するとフライにしてはかなり重たい部類になります。
水を吸わなければ良い泳ぎもしないのですが、これが唯一の難点です。
ロッドの長さにもよりますが、『Ⅰ』は#4以下のタックルあたりがキャスティングしにくくなる境目かと思います。
・3~4番くらいで至近距離=どちらもOK
・3~4番くらいで中距離、またはロングリーダー&ティペット=Ⅱ
・4番で長くて固めのロッド(海外メーカー等で半番手~1番手重いライン)=どちらもOK
・5番以上=Ⅰ
くらいを目安にされると良いかと思います。
※『Ⅰ』でインジケーターを付ける場合は何れにしても#5以上を推奨します
尚、トラウトレザーシリーズは管釣りでも最強ですが、実は自然水域でも非常に優れた釣果を発揮します。
▼自然水域テスト釣果
・湯ノ湖 ・箒川 ・神流川 ・東湖屋 ・菅沼 ・丸沼 ・日光湯川 ・男鹿川 ・鬼怒川 ・北海道……等
釣り方
トラウトレザー・シリーズは、釣法についても広い守備範囲が魅力です。
【其の一:リトリーブ】
いわゆる「引っ張り」。キャスティング後、お好みの深さとスピードでリトリーブします。
指でチマチマたぐるような遅さから、ストリーマーのようなスピーディーはリトリーブまでなんでもOK。ただし、フローティングラインで素早いリトリーブをするとすぐに水面近くまで浮いてきますのでご注意を。
元気の良い魚は一発で「ゴン!」と食ってきますので、そのままラインを引っ張るだけで「向こう合わせ」になります。
「ギュ!」っと引っ張られて抜けてしまった場合は、テールを噛んでいます。これが続くような魚体の小さな(または低活性)場合は、テールをカットしてみましょう。
【其の二:投げっぱなし(インジケ含む)】
目的のポイントにトラウトレザーが入ったら、「ほうっておく」という手があります。
例えば流れのある場所(川や、池の水車や流れ込み等)であれば、投げっぱなしで放置しておくと、ラインが「スルスル」と引っ張られます。これがアタリ。
そのままフライラインをグイと引っ張って合わせてみましょう。
ほぼ止水のような場所では、底についてもなお、ほうっておくという方法も。ベタ底を回遊してきた大物が、突然ラインを引きずり込んでいくHITは、なかなかクセになります。
同様に、インジケーター(うき)を使った釣りは棚(深さ)を選んで放置できますし、ラインを見てるより反応が早くわかるので便利。ただし、インジケ禁止の管釣りもあるので事前によく確認を。
【仕様】
入数:同色の3個セット
サイズ:#12、#14からお選びください
※製品の品質向上のため、予告なく使用が変更される場合があります。
バーブ(かえし):なし
【仕様】
入数:3個
【型番】
サイズ#12:4580505084027
サイズ#14:4580505084188